大牟田学園

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理事長あいさつ

全ての生徒に「全人教育」を

現理事長 圓佛誠孝

私学の原点はその建学の精神にあります。大牟田学園の建学の精神は「知育、徳育、体育の調和のとれた全人教育を実践し、社会の一隅を照らす人材を育成する」ことです。顧みれば本学園の前身、大牟田職業学校は第一次世界大戦の戦後処理であるパリ講和会議が開かれ、日本が戦勝連合国の一員としてベルサイユ条約に署名した1919年(大正8年)に創立されました。翌年設立された国際連盟では常任理事国になり国際政治の舞台に立ち、近代工業国として西欧列強諸国に伍して歩み始めたころでした。大牟田市制施行の二年後です。

このような時期に学園創立者、陣内肇先生は「一技に秀でた人材の教育」を目指されました。

初代校長の屋山龍雄先生はそのためには単に知識技能の伝達に止まらず、よき人格の涵養こそ大事と、今で言う「全人教育」の考え方を建学の精神とされました。

前理事長、圓佛末吉先生はこのことを伝教大師最澄の「一隅を照らす、これ国の宝なり」を引いて教えられました。

世の中の役に立つ人材の育成をめざして学園発展の基礎を創られた先生方の理想とされた「全人教育」はいまなお本学園の教育の基本であり、またこれからも変わることのない理念であります。日本が誇るべきは江戸時代初期からつい先頃まで子どもの学力が世界一だった教育です。いろいろな調査によれば、残念ながらこの十年、日本の子どもの学力は低迷し今や韓国、香港、シンガポール、フィンランドといった国々にも抜かれてしまったようです。一生懸命勉強して将来世の中の役に立ちたいという志を持った子どもが減っていることも事実のようです。私は教育に携わる一人としてこの事態を日本の教育の危機と重く受けとめます。そして大牟田学園ではこれら調査結果とは逆に生徒諸君の意欲と学力の向上が顕著なことに鑑み本学園のめざす方向が間違っていなかったことを確信する次第です。

資源に乏しいわが国が頼れるものは人材です。そして人材は教育が鍵です。教育は一国のあり方を左右するといわれるゆえんです。ここに改めて本学園建学の精神に思いを致し、教育に携わるものの責任の重大さを痛感する次第です。

理事長
圓佛 誠孝

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