大牟田学園

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駅伝部前監督の体罰について

関係各位

本校が常勤の教員として雇用し、駅伝部監督に任命しておりました教員による今回の体罰の件につきましては、ご関係の皆様には大変なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めまして深くお詫び申し上げます。

今回の体罰の指摘を受けて、本校として速やかに当該教員を駅伝部監督から解任し自宅待機を命ずるとともに、関係者からの聴き取りやアンケートといった調査を行った結果、当初指摘された昨年8月の事案以外にも、当該教員が、部活動や寮生活の中で、生徒に体罰を行っていた事案が複数判明し、本校からご関係の方に謝罪いたしました。また当該教員からは、これまでの体罰について真摯な反省と謝罪があり、責任をとりたいとのことで本校に退職願が提出されましたので、本校としても慎重に協議した結果、この度、退職願を受理いたしました。

駅伝部は新しい監督のもとでの新しい体制ですでに始動しておりますが、一方で、在校生およびその保護者からは、体罰を二度と行わないことを保護者に誓約することを条件に、当該教員の指導を強く望む声がありました。このため、当該教員に対しては、保護者宛に誓約書を提出させ、かつ、学園常務理事による体罰禁止に関する研修を実施し、再度、真摯な反省と再発防止の意思を確認した上で、あらためて非常勤の部活動指導員・支援員として委嘱することとし、当面の間、その限りにおいて今後も本校駅伝部での限定的な関与を認めることとしました。

また、当該教員による体罰が行われたことを知りながら学校長への報告を怠った職員に対しても、就業規則に基づき懲戒処分(譴責)とするとともに、体罰が行われた当時の管理監督者に対しても、厳重注意しています(なお、当時の管理監督者は、今回の件とは別に本年3月末をもって退職されましたが、管理監督責任を痛感され、報酬の一部を自主返納されました。)。

今回の事態を受けた再発防止策としましては、いわゆる「グッド・コーチング」や「アンガー・マネージメント」の観点を取り入れた教職員向け研修の拡充、生徒・保護者などからの通報窓口の設置などにつき、関係先との連携・協議を行いながら検討・実施して参ります。

今後は、一連の事案を厳粛に受け止め、体罰の根絶と服務規律の徹底に努め、皆様への信頼回復に向け、全職員が一丸となって取り組んで参る所存でございます。

今後ともご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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